ベラージオホテルの植物園が春の展示にかわりました。
花々の香りで満たされた庭園は回復と発展、そして新しい季節のはじまりを表現しているそう。
ヨーロッパ、アメリカ、アジアの国々の春をみてみましょう。
春の展示
イギリスの春
植物園に入り最初に出迎えてくれるハチドリ。向こうには、150年以上の伝統を誇る「チェルシーフラワーショー」に敬意を表した庭園が広がります。
100匹のチョウが舞う温室
ボートは春から新しくはじまる航海のシンボルなんだって
オランダの春
世界最大級のフラワーパークといわれる「キューケンホフ公園」の風景。
公園のようにチューリップ、ヒヤシンス、スイセンが咲き誇る。
風車の隣の大輪の花はバラが集まってできています。
いちばん左の花と花の後ろに隠れているつぼみ。バラでできていることがわかるはず。
アメリカの春
首都ワシントンに春を告げる桜の花。毎年70万人が訪れる「全米桜祭り」は、1912年に東京から桜が贈られたことを記念し開催されます。
歩道の両側で咲く桜とアメリカの国花バラ
満開の桜の中を歩けば、まるで桜祭りに来ているよう?
ジェファーソン記念堂や議会議事堂など、ワシントンの歴史的な建築物をモチーフにした歩道中央のホール。その上には星条旗がはためきます。でもよく見ると星のところがチョウに。
タイの春
黄金の仏像が目を引くタイの寺院。ここだけお香のかおりに包まれていました。
タイでは毎年4月「ソンクラーン」という『水かけ祭り』がおこなわれます。
もともとは仏像や年長者の手に水をかけて清めるという、旧正月の伝統的な行事でした。
しかし、現在では通りなどで見知らぬ人同士が水をかけあい盛り上がる、フェス的な祭りに。ゾウも参加し遠慮なく水をかけます。
春の展示について
庭園のデザインはエド・リビーとホテルの園芸スタッフ。
リビーは2017年から植物園のデザイナーとアートデレクターをつとめています。
展示期間中に3万本の花と木が使われます。
春の展示は2021年5月22日まで
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植物園のコロナウィルス感染防止対策
植物園は感染防止対策のため、ソーシャルディスタンスを確保しながら、一方通行で見学するようになりました。
なるべく前の人と1.8メートル以上距離をとって。密を避けて!
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