ベラージオホテルの植物園が春のディスプレイにかわりました。
日本の春をあらわした枯山水の庭園に6万5千本の花が咲き誇り、桜は満開です。
真珠を手に水の中から立ち上がる女性。髪の毛から流れ落ちる水はウォーターカーテンとなり池に注ぎます。
身体を覆うのは苔とリサイクルのウッドファイバー。頭にはかんざしも。
白い花柄の花瓶は高さ約5メートル。6万枚のシルクローズ(造花)の花びらが使われています。
左手側に置かれた石のディスプレイは、同ホテル正面玄関近くに展示されている彫刻家・和泉正敏氏の作品のレプリカかな?
ベラージオ日本文化を祝うー日本人彫刻家の作品を展示(旧ブログ2015年4月1日の記事)
あずまやにはお茶の用意。手前の桜の花はカーネーションでつくられています。
行きかう人を眺めるカメ。甲羅を覆うのは375本のバラと500本のカーネーション。
人々をいざなうベラージオ神社の鳥居は高さおよそ7.5メートル。上空で舞う鳥は種でコーティングされています。
春の展示では20万個以上のひまわりの種が使われているそうです。
植物園の春の展示は2015年から『日本の春』がテーマに。
私たちから見ると「ちょっと違う」とか「中国入ってる?」と思うものもありますが、最初の年に植物園をクリエイトするチームが来日し、東京と京都で庭園を研究したそうです。
春の展示は6月2日まで
ベラージオ植物園
入場無料。無休、24時間オープン
過去の展示は:ベラージオ植物園 アーカイブ