パークMGMのナイトクラブ「オン・ザ・レコード」は懐かしさが新しい

会場前

パークMGMホテルにナイトクラブ「On The Recordオン・ザ・レコード)」が2018年末、オープンしました。

”レコード店裏にある隠れ酒場とクラブ”という設定のナイトクラブは、「ハッカサン」(MGMホグランド)や「オムニア」(シーザーズパレス)といったメガサイズのクラブと比べるとかなり狭いフロアに、ライブパフォーマンスのステージとバー、そしてダンスフロアが存在しややカオス。

流れる音楽もひとつのジャンルに縛られるのではなく、さまざまなジャンルの音楽が混在しています。

インテリアには音楽関連のものがたくさん使われています。それはレコード世代には懐かしく、CD世代以降には新しく感じるに違いないものばかり。

クラブ好きな人だけでなく、むしろ「長い間踊りに行ってないわー」というレコード世代の人にこそ勧めたい、そんなクラブです。

※21歳以上入場可




オン・ザ・レコードはどんなクラブ?

カジノフロアーからエスカレーターで上がった2階がクラブ。「秘密の通路」を通り隠れ酒場&クラブへ。

会場に入場

クラブは「メインルーム」、「リビングルーム」、「パティオ」の3つのスペースに別れています。

メインルーム

通路を抜けたところにあるのがメインルーム。
ライブパフォーマンスのステージ、バー、ダンスフロア、VIPエリアがあり

メインフロア
天井低めなところが隠れてる風

ライブステージ

メインフロアに入ったところでバンドがパフォーマンス

ライブパフォーマンス
ローカルバンド「The Lique」が出演することも

ステージの隣はバー。カクテルは16ドルくらい~

バー

普段はバー、でも時々後ろの棚が下がりステージに早変わり

バーのステージ

ガールズのダンスや

ヘッドライナーのパフォーマンス

スペシャルゲストのパフォーマンスもここで

ダンスフロア

ダンスフロア

バーの隣がダンスフロア。狭いけど点滅する床がノスタルジー
DJブースは半分に切ったロールスロイス

点滅フロアでナイトフィーバー!

VIPエリア

バーの向かい側にテーブル、カラオケルームもあり

テーブル
テーブル、カラオケルームを使うには予約が必要

予約料や使用料はありませんが、ドリンク代として”いくら以上使わなければならない”というミニマム料金あり。1,500ドルから
テーブルを頼まないと座るところがありません。適当なところに立って飲むことになります。

リビングルーム

DJブース近くから、リビングルームと呼ばれているスペースに入ることができます。

メインフロアのとなり
リビングルームはバーとテーブルのみ。
外の空気に触れたくなったら目の前のパティオへ

パティオ

屋外エリア

屋外といっても周りを壁に囲まれているため、ストリップ地区の夜景は見えません。そのかわりダブルデッカーバスがどんっと場所をとっています。バスの中にバーとDJブース。

パティオにあるイギリスの公衆電話ボックスはクラブへの通路。ここからもクラブ内に戻ることができます。

屋外エリア
バスは1963年製
屋外エリア
一応ストーブがあるものの冬はやや寒い



クラブはレコード時代の懐かしいものであふれている

レコード屋さんなのでクラブ内は音楽に関連する懐かしいものがたくさん

カセット

カセットテープの壁

クラブいりぐちの通路をずっと進んだところにあるカセットテープの壁。
通路の壁が膨大な数のカセットで埋めつくされています。

上の写真の突き当りを左にいくとトイレ、さらに先にあるドアを出るとパティオ。このドアが公衆電話ボックスのドアになっています。
カセットの壁
拡大してもぜーんぶミュージックテープ

ラジカセ

ラジカセの壁

カセットを再生する機器も当然あり。ラジカセことラジオカセットレコーダーがダンスフロアの壁がわり
ラジカセの左の壁は大きめカセットテープ

スピーカー

スピーカー

今ではすっかり見かけなくなった大型スピーカーの壁はダンスフロアの近く

ブラウン管テレビ

メインルームに入るところには懐かしのブラウン管テレビ

テレビを撮る
写真に収めたくなる
ブラウン管テレビ
けど周辺が暗すぎ

壁のポスター

エルビス・プレスリーやフランク・シナトラといった伝説のスターから現役で活躍中のアーティストまで、一昔・二昔・三昔前くらいのものが所狭しと貼られています。

メインルームのポスター
メインルーム

1960年代~90年代のコンサートを告知するポスター

階段のポスター
クラブ入場前のエスカレーター横の壁

こっちはレコードのポスターかな?

ピンボール

ピンボール
向こうがストーンズ、手前はザ・フー

ダンスフロアの近くにピンボールが3台。ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ガンズ・アンド・ローゼズというロックなラインナップ。

レコード

LPレコードも飾られています。でも店内が暗くて目立たない

レコード

ブラウン管テレビのとなりの壁

レコード

入場前、セキュリティーチェックのところ

クラブ内に個室の「隠れレコード店」が存在。部屋にある専用バーで有名ミクソロジストが、かかっている音楽に合わせたカクテルをつくってくれるもよう。


どうしたらいいの?入りかた・ドレスコード

会場前

入場のしかた

クラブに入るには
列に並ぶ→IDを見せる→セキュリティーチェック→クラブ
という流れ

列にならぶ

いちばんわかりにくいのが自分の並ぶべき列を見つけること。

クラブ前はいろんなところに列ができていて、どこに並んだらいいのか迷いまくり。特にメガクラブは並ぶ列が細分化されてて、わかりにくいことこの上ないです。

でも「オン・ザ・レコード」は超カンタン。並ぶところは「VIP TABLES」、「GUEST LIST」、「GENERAL ADMISSION」の3か所。

入場列

VIP TABLESーーテーブルを予約したらここ
GUEST LISTーーゲストリストという名簿に自分の名前を載せてもらったらこのラインに
GENERAL ADMISSIONーー上記以外の人、チケットを購入した・購入する人

ビル
並んでいるときにスタッフに「グループに何人いる?」と尋ねられたら、男性○名、女性○名というように男女別の数を教えてください。

もし写真の用紙を渡されたらキャッシャーで提出して

IDを見せる

パスポートなど写真付きIDを見せ、手首あたりにスタンプをもらいます。

たとえ誰が見ても21歳以上に間違いなくても、必ずIDを提示しなくてはなりません。入場する人全員がIDチェックを受けます。

セキュリティーチェック

IDを見せたら2階に上がりセキュリティーチェック

セキュリティーチェック

ハンディな金属探知機で全身を探知。バッグの中のチェックもあります。

無事終了したらクラブへ

ドレスコード

オン・ザ・レコードはほかのクラブと比べカジュアル寄りの服装が多い気がします。レコード屋という設定からロックTシャツ着た女子がいたり。

ここに限らず女性はおしゃれ感のある服装で。
男性はアスレチックウェアのようなだぶだぶのものはダメ。きれいめの服装なら間違いなし。

服に悩んだらクラブのSNS等に掲載されている写真を参考にして。

基本情報

  • 年齢制限:21歳以上入場可 要写真つきID(パスポート等)
  • 営業時間:水・金・土 午後10時-午前4時
  • 場所:パークMGMホテル カジノフロアー パークシアターの向かい
  • 一般入場料:女性30ドル~、男性40ドル~
  • イベントチェック・チケット購入・テーブル予約はオフィシャルサイト
  • オープン:2018年12月28日
パークMGM