ベラージオの植物園は「くるみ割り人形」クララの夢を巡る

ベラージオ植物園

ベラージオの植物園がホリデーシーズンの展示に変わりました。

今年のテーマは「Nutcracker(くるみ割り人形)」。チャイコフスキーが手掛けたこの季節の定番バレエ作品です。

「くるみ割り人形」の楽曲が流れる中、クララの夢を巡ってみよう。

33秒で「くるみ割り人形」

園内ざっくり動画

くるみ割り人形あらすじ

くるみ割り人形
「くるみ割り人形」はじまるよー

「くるみ割り人形」の原作はE.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』
バレエの初演は1892年12月です。

第1幕

クリスマスイブのパーティーで、クララは人形遣いからくるみ割り人形をプレゼントされました。少女はこの人形をとても気に入ります。

クララとくるみ割り人形
広間のソファで眠るクララ

パーティーが終わり眠りにつこうとするクララ。でもくるみ割り人形が気のことがになり、人形を置いてきた広間に戻るのでした。

時が午前0時を告げると、なぜかクララの体がだんだん小さくなり。。。

ねずみの王様
ねずみの王様 高さ5メートル

そこへ突然ねずみの大群があらわれ

くるみ割り人形
くるみ割り人形 高さ9メートル

くるみ割り人形率いるおもちゃの兵隊と戦いを繰り広げます。

おもちゃの兵隊
おもちゃの兵隊

くるみ割り人形とねずみの王様の一騎打ちになると、人形は次第に劣勢に。そのとき勇敢にもクララはスリッパを投げ、みごと王様に命中。おかげでくるみ割り人形は王様を倒すことができました。

戦いが終わるとくるみ割り人形は王子様の姿に。お礼としてクララをお菓子の国へ招待するのでした。

お菓子の国
お菓子の国

第2幕

お菓子の国に到着したふたりを女王”金平糖の精”が迎えます。

優雅に踊るバレリーナ

クララを歓迎するためにお菓子の精たちが次々に踊りを披露。

ジゴーニュ小母さんと道化たち
ジゴーニュ小母さんと道化たち 小母さんの高さとスカートの幅は6メートル

ジゴーニュ小母さんのふくらんだスカートの中からあらわれた子どもたちも、楽しい踊りを見せてくれました。

クララはお菓子の国で夢のような時を過ごしますが、皆に別れを告げお菓子の国を後にします。
目が覚めるとそこは家の広間のソファの上でした。

数字で見るホリデーシーズンの展示

ホリデーシーズンの展示

8700個のオーナメントで飾られたツリーは13メートル。頂上のスワロフスキーがきらめく。
園内の木々すべてに合計11万個の省エネタイプの電球が取り付けられ、展示にかがやきを与えています。

ホリデーシーズンの展示

園内に咲くポインセチアは2万本

ねずみの王様

ネズミの王様がまとうケープは1万本のプリザーブドローズからできています。

バレリーナ

バレリーナのチュチュはダチョウの羽根500枚を使用。

ホリデーシーズンの展示

庭園デザインはエド・リビー。80人のベラージオ園芸チームが展示の制作をおこないました。

ペパーミントエクスプレス

ツリーを運ぶ列車

ホリデーシーズンの展示に欠かせない列車が今年も登場しました。ツリーとプレゼントを載せ疾走しています。

車載カメラ

車載カメラが走っている様子をライブストリーミング。園内のモニターで確認できます。

インフォメーション

眠るクララ

ホリデーシーズンの展示は2024年1月7日まで

ベラージオ植物園

入場無料 無休 24時間オープン

ベラージオ植物園アーカイブ

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