ベラージオの植物園がホリデーシーズンの展示に変わりました。
今年のテーマは「Nutcracker(くるみ割り人形)」。チャイコフスキーが手掛けたこの季節の定番バレエ作品です。
「くるみ割り人形」の楽曲が流れる中、クララの夢を巡ってみよう。
33秒で「くるみ割り人形」
33秒で「くるみ割り人形」🩰
— びば☆ラスベガス (@biba_lasvegas) December 20, 2023
ベラージオの植物園、ホリデーシーズンの展示はチャイコフスキーのバレエ作品「くるみ割り人形」
クリスマスはお菓子の国の夢をみるかも🎄
公開は2024年1月7日まで pic.twitter.com/Pw4KT1czCV
園内ざっくり動画
くるみ割り人形あらすじ
「くるみ割り人形」の原作はE.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』
バレエの初演は1892年12月です。
第1幕
クリスマスイブのパーティーで、クララは人形遣いからくるみ割り人形をプレゼントされました。少女はこの人形をとても気に入ります。
パーティーが終わり眠りにつこうとするクララ。でもくるみ割り人形が気のことがになり、人形を置いてきた広間に戻るのでした。
時が午前0時を告げると、なぜかクララの体がだんだん小さくなり。。。
そこへ突然ねずみの大群があらわれ
くるみ割り人形率いるおもちゃの兵隊と戦いを繰り広げます。
くるみ割り人形とねずみの王様の一騎打ちになると、人形は次第に劣勢に。そのとき勇敢にもクララはスリッパを投げ、みごと王様に命中。おかげでくるみ割り人形は王様を倒すことができました。
戦いが終わるとくるみ割り人形は王子様の姿に。お礼としてクララをお菓子の国へ招待するのでした。
第2幕
お菓子の国に到着したふたりを女王”金平糖の精”が迎えます。
クララを歓迎するためにお菓子の精たちが次々に踊りを披露。
ジゴーニュ小母さんのふくらんだスカートの中からあらわれた子どもたちも、楽しい踊りを見せてくれました。
クララはお菓子の国で夢のような時を過ごしますが、皆に別れを告げお菓子の国を後にします。
目が覚めるとそこは家の広間のソファの上でした。
数字で見るホリデーシーズンの展示
8700個のオーナメントで飾られたツリーは13メートル。頂上のスワロフスキーがきらめく。
園内の木々すべてに合計11万個の省エネタイプの電球が取り付けられ、展示にかがやきを与えています。
園内に咲くポインセチアは2万本
ネズミの王様がまとうケープは1万本のプリザーブドローズからできています。
バレリーナのチュチュはダチョウの羽根500枚を使用。
庭園デザインはエド・リビー。80人のベラージオ園芸チームが展示の制作をおこないました。
ペパーミントエクスプレス
ホリデーシーズンの展示に欠かせない列車が今年も登場しました。ツリーとプレゼントを載せ疾走しています。
車載カメラが走っている様子をライブストリーミング。園内のモニターで確認できます。
インフォメーション
ホリデーシーズンの展示は2024年1月7日まで
入場無料 無休 24時間オープン