ラスベガスニュース 2021年1月 随時更新

Go Knights Go

ラスベガスの最新情報とニュースをお届けします。

今月以外のニュースはニュースアーカイブ

※NHLは1月13日に開幕。今シーズンもベガスゴールデンナイツを応援しよう!
写真はナイツの本拠地Tモービルアリーナ。2018年6月7日撮影



ラスベガスの旅行者数、2020年は前年より半減

2021年1月30日

ラスベガス観光局が2020年12月の月間旅行者数、および年間旅行者数を発表しました。

12月にラスベガスを訪れた人の数は、前年同月より64%減少した124万7000人。

客室稼働率は平均で30.9%、週末が45.4%、平日が25.0%。
1泊あたりの宿泊料平均は昨年同月より20.0%下落し100.09ドル。ストリップが前年同月より21.4%安くなった107.08ドル、ダウンタウンは1.1%安くなった66.78ドル。

2020年の年間訪問客数は1903万人となり、4252万人だった2019年と比べ55.2%減少。年間訪問客数が2000万人をこえた1990年以降、最も少ない年となりました。

 

ラスベガスに初雪

2021年1月26日

ラスベガスエリアで今シーズン初めて雪が降りました。

25日から朝から降りはじめた雪は26日朝まで断続的に降り続き、ラスベガス西部で積雪。26日未明にはマッカラン国際空港でも少しだけ降雪があったもよう。

そして、ラスベガス近郊にあるセブンマジックマウンテンズにも雪が積もりました。


今週から来週にかけ寒い日が続くようで、西部に位置するレッドロックキャニオンは27日と29日に再び雪の予報が出ています。

 

ラスベガスエリアのコロナ感染者数20万人に

2021年1月18日

クラーク郡(ラスベガスと周辺エリア)におけるコロナ感染者数が20万人に達しました。

南ネバダ保健局18日発表によると累計の感染者数は20万1519人、死亡した人は2866人。直近7日間の陽性率は20.6%。
今までの入院患者数1万992人、14日時点の病床使用率は83%でした。

感染者の割合は女性のほうがやや多く51.0%、男性48.3%。

年代別で見ると25歳-49歳が最も多く46.1%を占め、次に50歳-64歳の19.2%、18歳-24歳の12.8%、65歳以上10.3%、5歳-17歳9.4%、4歳以下2.1%。

人種別ではヒスパニック系が最多で30.6%、白人24.2%、黒人7.0%、アジア・太平洋諸島系が6.8%です。

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レイダースのオーナー、女子バスケのエーシーズ所有へ

2021年1月16日

NFLラスベガスレイダースのオーナー、マーク・デイビス氏は14日、MGMリゾーツからWNBAに所属するエーシーズを購入することで合意に至ったと明らかにしました。

WNBAによる承認には数週間を要する見込み。

エーシーズは2017年にMGMが購入し、テキサス州サンアントニオから移転。2018年からラスベガスでプレー。昨シーズンはプレーオフに進出し準優勝を果たしました。

 

Go Knights Go!! ナイツの季節がはじまった!NHLが開幕

2021年1月16日

NHLナショナルホッケーリーグの2020-2021レギュラーシーズンが13日に開幕。ベガスゴールデンナイツは14日、本拠地Tモービルアリーナにおいてシーズンの幕を上げました。

本拠地でおこなわれるゲームは当面のあいだ無観客。観戦だけでなく、大規模なビューイングパーティーもおこなわれません。

Tモービルアリーナ前
誰もいない本拠地前の広場 2021年1月14日

昨シーズンまでの初戦はイベントを開催しファンがあふれていた本拠地前の広場。
コロナ感染拡大を防ぐため今シーズンは何もなし…どころかファンが集まらないように広場前をフェンスでがっちり固め、「集まるな」という内容の放送を流し、警官が見張っていました。広場にいたのは警官ふたりとメディア1社だけ。

本拠地の写真をとるファン
本拠地を写真に収めるファン 2021年1月14日

それでもナイツファンがたまーに訪れ、アリーナを写真におさめたりしていました。

ビアハウスは休業中
いまだ休業のビアハウス 2021年1月14日

ナイツファン・対戦相手ファンが試合前につめかけていた、アリーナ近くのスポーツバー「ビアハウス」は昨年3月から休業中。いまだ店を開けることができません。
バー近くにあり写真スポットにもなっていたナイツのオブジェは撤去されていました。

本拠地隣に建つニューヨークニューヨークホテルには、ナイツのジャージ姿の人がちらほら。同ホテルにある「Tom’s Urban」がナイツファンのバーに。

ナイツを応援だ!
Tom’s Urban ニューヨークニューヨークホテル 2021年1月14日

16日時点でゴールデンナイツはアナハイムと2試合をおこない、みごと連勝!このシーズンも強いナイツを見せてくれるに違いありません!!

 

訃報:「ジークフリート&ロイ」ジークフリード・フィッシュバッカーさん死去

2021年1月15日

ジークフリートさんの死を悼むホテルのマーキー
ジークフリートさんの死を悼むパークMGMのマーキー 2021年1月14日

イリュージョンデュオ「ジークフリート&ロイ」のジークフリード・フィッシュバッカーさんが14日未明、膵臓がんのためラスベガスの自宅で死亡しました。81歳でした。

デュオの相方であるロイ・ホーンさんは昨年5月、新型コロナウイルスに感染し亡くなっています。

ジークフリート&ロイ
ジークフリート&ロイ像 ミラージュホテル前 2021年1月14日

ジークフリートさんはドイツ生まれ。乗務員をしていたクルーズ船の中でマジックを披露していたとき、同じ船で働いていたロイさんがマジックの手伝いをしたのがデュオ結成のきっかけだそう。

デュオはヨーロッパでキャバレーやバーなどに出演。
1967年にラスベガスで初めてショーをおこない、そして1990年、ミラージュホテルにて「ジークフリート&ロイ」をスタート。
2003年にロイさんがトラに噛まれる事故が起き打ち切りになるまで5750公演おこない、多くの回が売り切れになるほどの人気を博しました。

ラスベガスで初となる大型ショーが成功したことは、ラスベガスのエンターテインメント業界に大きな影響を与えたと言われています。

ショー終了後もふたりはラスベガスに住み続け、たびたび公の場に元気な姿を見せていました。
昨年8月、デュオの活躍に敬意を払い、ミラージュホテル前の道路を「ジークフリート&ロイドライブ」という名称に変更した際、ジークフリートさんはセレモニーに出席。これが公に現れた最後の姿になりました。

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「ジークフリート&ロイ」ロイ・ホーンさん死去 新型コロナウィルス感染による合併症のため




訃報:ベネチアンホテルの創業者死去

2021年1月14日

アデルソン氏を悼む
アデルソン氏の訃報を伝えるベネチアンホテルのマーキー 2021年1月12日

ベネチアンホテル、パラッツオホテル、サンズエキスポを運営するラスベガスサンズ社の創業者であり会長・CEOをつとめるシェルドン・アデルソン氏が11日夜、悪性リンパ腫の合併症のためカリフォルニア州マリブにある自宅で死亡しました。87歳でした。

新聞売りからカジノ王へ

パラッツオとベネチアン
パラッツオ(前)とベネチアン(後)2021年1月12日

「カジノ王」と呼ばれるアデルソン氏は、1933年にボストンの貧しい家庭に生まれ、40年代に新聞売りからビジネスをスタート。70年代にコンピューター関連の展示会「COMDEX」を立ち上げました。

コデックスは毎年ラスベガスで開催され、世界最大級の展示会に成長。勢いにのり89年にサンズホテルを買収し、翌年には展示開場「サンズエキスポ」をオープンさせました。

成長を続けるコムデックスを95年にソフトバンク社に売却。この時に得た資金をもとに、99年、15億ドルをかけた「ベネチアンホテル」を開業。2004年にはベネチアンの新館「パラッツオ」がオープンしています。

ラスベガス以外では2004年にマカオ、09年にペンシルバニア州、10年にシンガポールと、次々にカジノホテルをオープンさせ、ラスベガスサンズは世界最大のカジノ運営会社と言われるまでになりました。

ラスベガスサンズは日本のIR事業への参入を目指してましたが、20年5月に計画を断念したことを明らかにしています。

アデルソン氏自身はフォーブスの世界長者番付において資産336億ドル、世界28位(2020年版)にランクされるミリオネアでした。

レイダース移転に尽力

アデルソン氏に弔意を示す
弔意を示すアレジアントスタジアムのマーキー 2021年1月12日

NFLレイダースのラスベガス移転にも力を尽くしました。

アデルソン氏は2016年にレイダースとのパートナーシップを発表。自社が持つ空港北側の土地に本拠地スタジアムを建設し、費用の3分の1にあたる6億5000万ドルを拠出する計画を明らかにしました。

しかしサンズ社の土地では空港が近すぎることから建設が許可されず、スタジアムはマンダレイベイの西に建てることが決定。パートナーシップを解消し、負担するはずだった建設費用はバンク・オブ・アメリカが拠出しました。2020年7月にスタジアムは無事完成しています。

政界から弔意

アデルソン氏の死去はカジノ業界だけでなくラスベガスはもとよりネバダ州にも大きな衝撃となり、ラスベガス市長、ネバダ州知事が弔意を表明。
また共和党を支持し、党や大統領に多額の献金をしていたことから、トランプ大統領、ペンス副大統領も死を惜しむ声明文を出しています。

 

コロナ感染拡大対策強化、再び延長~勝負のもう1か月へ

2021年1月11日

ネバダ州のスティーブ・シソラック知事が11日、会見し、15日に期限を迎えるコロナ感染拡大を抑える対策「Statewide Pause」を、もう30日間継続すると表明しました。

対策では人数制限を強化し、レストランやカジノ、博物館・水族館、アミューズメントパークなどの客数はキャパシティの25%まで。劇場は50人またはキャパシティの25%のどちらか少ない方。プライベートな集まりは2世帯10人まで。レストランで一緒に座るのは4人までとしています。

また、新型コロナウィルスのワクチンについては、最初のワクチンが州に到着したのは12月14日。
現時点でファイザーとモデルナ両社から合計17万回分が供給されており、1月10日までに最優先順位である医療関係者6万1000人が接種。うち8000人が2回めを接種したと明らかにしました。

 

ラスベガス、CESに熱いメッセージを送る

2021年1月11日

毎年この時期にラスベガスでひらかれる最新テクノロジーの展示会「CES」
今年はオンラインでの開催になってしましましたが、展示会初日となる11日朝、ラスベガス観光局が”CESが来年ラスベガスに戻ってくることを楽しみにしている”というメッセージをツイート。各ホテルも観光局のメッセージをいっせいにツイートしました。


このメッセージのとおり、2022年は通常通りラスベガスで開催予定。
CESは17万人以上の来場者を見込む、ラスベガスで開催される中では最大級の展示会。期間中はホテル代がいつもの数倍にはねあがり、日本からは臨時の直行便が出たりします。

 

2021年、ラスベガスに来るもの

2021年1月10日

リゾートワールドホテル

リゾートワールド
リゾートワールド 2021年1月12日撮影

マレーシアを拠点とするゲンテン社が建設するカジノホテル。
客室はヒルトンの最上級ブランドLXRとコンラッドと提携。エンターテインメント施設は5000人収容の劇場のほか、シンガポールの人気ナイトクラブZouk・デイクラブAYUが進出。

ホテルは2021年夏オープン予定。

ヴァージンホテル

2021年秋オープン予定。

ハードロックホテルを改装し、ヴァージングループが運営するカジノホテルとして今年1月15日に開業する予定でしたが、パンデミックを受け工事が遅れています。

客室数1500。レストランは日本食シェフとしてはアメリカでいちばん有名な松久信幸の「ノブ」、トッド・イングリッシュの「オリーブ」が入居。

コンベンションセンターウェストホール


Las Vegas Convention Center District Phase Two Expansion by tvsdesign / Design Las Vegas.
ラスベガスコンベンションセンターは980万ドルをかけ、新たに西館を拡張。今年1月初旬にひらかれる展示会「CES」に間に合うよう建設されていました。

しかしコロナ感染拡大を受け、今年のCESはバーチャルでおこなうことを昨年7月に決定。ほかの大型コンベンションも開催中止・延期が伝えられる中でも工事は進み、西館は2月中に完成するもよう。

西館と同時にオープン予定だった、コンベンションセンターのホール間を結ぶ地下トンネルを通る無人運転シャトルの工事も、ほぼ完了しているそうです。

 

2021年がはじまった!ラスベガス新年幕開けの瞬間

2021年1月6日

新年が明けた瞬間
2021年1月1日午前0時ちょうど アリアホテル前

毎年恒例のストリップのカウントダウン花火も、ダウンタウンのブロックパーティーも開かれることがなく明けた2021年。ラスベガスではどんなふうに日付が変わる瞬間を迎えたのでしょうか。

ストリップ地区

車両通行止めの大通り

カウントダウン花火は中止になったものの、大通りはルクソールホテルからパラッツオホテルまでが車両通行止めに。
例年になく少人数でしたが、警官が出てがっちり警備していました。

アリアホテル前

カウントダウンがなかったため、向かいのハワイアンマーケットプレイスでひらかれていたパーティーから響いた歓声で年が明けたことに気がつき…

新年の幕開け

その瞬間、マーキーが「Happy New Year」というラスベガス観光局からのメッセージに。淡々とした幕開けでした。

ベラージオホテル前

いつものカウントダウンと比べると人出が少なくソーシャルディスタンスも余裕。特にエクスカリバーホテルから南は、ほぼ人がいない状態。
ただし、毎年いちばん混雑するベラージオホテル前は今回も蜜。カウントダウンのあと歓声があがりました。


メッセージはその後

新年を祝うメッセージは、15分後に部屋や家に帰ることを促すような「Good Night be Safe」に変わりました。ストリップで2021年を迎えた人たちはすぐ帰路につき、混乱もなく終わりました。

2021年の幕開け

ダウンタウン地区

フリーモントストリートの西端にたつプラザホテルは、カウントダウン花火を決行。


その花火をフリーモントストリートのアーケードの隙間から見るため集まった人たち。


フリーモントストリートはアーケードにうつす映像花火を中止。通りをフリーモントにあるホテルの宿泊客のみに開放したことで、例年になく静かな年越しとなったようです。

バーチャルイベント

ラスベガス観光局はオンラインのカウントダウンイベントを開催。DJがプレイする中、2020を爆破し2021を花火で迎えました。

 

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