ラスベガスニュース　2023年3月　随時更新

ラスベガスの最新情報とニュースをお届けします。

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3月といえば「マーチマッドネス」。大学バスケのチャンピオンを決めるリーグ戦に全米が熱狂します。
写真はPAC-12（西部6州の12校が参加）の試合がおこなわれたTモービルアリーナ。2022年3月9日撮影。

ラスベガスエリア新型コロナ感染者数

アメリカに出ていた「公衆衛生上の非常事態宣言」は2023年5月11日に解除されました。

2023年5月31日発表　週1回水曜発表

1日の新規感染者数10万人ごとの2週間平均 38人（先週は46人／先々週は49人）
感染者累計 62万8322人
入院患者数 62人（先週より25人減）

1 ゴールデンナイツがプレーオフ進出
2 アデル　レジデンシー公演を延長
3 ホースシューホテルがグランドオープン
4 プラネットハリウッドホテルのシアターが新しい名称に
5 ラスベガスの旅行客　平均年齢は40.7歳
6 シーザーズパレス　大通り沿いの円形建物撤去へ
7 F1ラスベガスグランプリ　ミラージュ前のチケットを発売
8 モール建設予定地で解体がはじまる
9 F1開催にともなう道路再舗装工事のお知らせ
10 F1ラスベガスグランプリ　チケット第2弾発売は3月20日から
11 ネリスエアショー　次回開催は2024年春
12 ストラトのアーチのところに展望デッキを設置
13 メジャーチーム設立関連ニュース
14 ラスベガスマラソンが開催

ゴールデンナイツがプレーオフ進出

2023年3月31日

NHLゴールデンナイツがプレーオフに出ます！

VIVAAAA LAS PLAYOFFS!!! 🤩🤩🤩
⁰It’s time to #UKnightTheRealm 👊 pic.twitter.com/wSo6lhCqUp
— x – Vegas Golden Knights (@GoldenKnights) March 31, 2023

30日におこなわれたナッシュビル対ピッツバーグの試合でナッシュビルが負けたため、ナイツのプレーオフ進出が決定しました。
ポストシーズンに出場するのは2020－21シーズン以来2年ぶり。

レギュラーシーズンは4月中旬まで続くため、第1ラウンドの対戦相手やスケジュールが決まるのはもう少し先になりそうです。
第1ラウンドの一般チケットは4月5日発売予定。

アデル　レジデンシー公演を延長

2023年3月26日

アデルはレジデンシーが千秋楽を迎えた25日、公演中に常設公演の延長を発表しました。
今年6月から11月まで、34公演をおこないます。

ADELE IS EXTENDING HER RESIDENCY!!!! 😭❤️#WeekendsWithAdele @AdeleAccess pic.twitter.com/skztTev4SH
— ✩ CEL ✩ (@Olicityloves) March 26, 2023

公演日
2023年6月16・17・23・24・30
7月1
8月4・5・11・12・18・19・25・26
9月1・2・8・9・15・16・22・23・29・30
10月6・7・13・14・20・21・27・28
11月3・4
会場：コロシアム劇場（シーザーズパレスホテル）

チケット購入について

公演チケットを購入するには、まず先行販売にアクセスできる”Verified Fan”に登録が必要です。登録は4月2日午後11時59分まで。
Verified Fanに登録しても、購入希望者が多すぎる場合はアクセスできるかどうかは抽選になります。

アクセス可否のメールが送信されるのは4月4日。当選したメールにはチケット購入に関する詳細が記載されています。先行発売は4月5日開始。

25日に最終回を迎えたレジデンシー公演は先行販売だけで完売し、一般発売はおこなわれませんでした。観覧希望者は必ず先行販売に登録を。激戦だと思いますが。

Verified Fan登録について

Verified Fan登録はこのページで。青いボックスの中の”Register Now”から登録できます。観覧希望日を4つまで選択可。

なお、登録にはチケットマスターのアカウントが必要です。
アカウントをつくるのは↓を参考に。

関連記事チケットマスター、AXSを使いこなそう　チケットの買い方

2024.02.24

ホースシューホテルがグランドオープン

2023年3月26日

「ホースシュー・ラスベガス」が24日、グランドオープンしました。

同ホテルは”バリーズホテル”をブランド再構築し、昨年12月、ホテル名称をラスベガスの老舗カジノに由来する「ホースシュー」に変更。あわせて館内も改装しました。

It wouldn’t be @vegas without showgirls and confetti! #HelloHorseshoe pic.twitter.com/SFWnh8J3m3
— Horseshoe Las Vegas (@HorseshoeVegas) March 25, 2023

ホテルは客室数2800。館内に新しくスターシェフの中華レストラン”M.Y. Asia”、スピークイージー（隠れ酒場）がオープン。80種類のゲームが遊べるアーケードゲームセンターも開業しました。

関連記事
バリーズホテルが名称変更～ホースシューに

プラネットハリウッドホテルのシアターが新しい名称に

2023年3月26日

プラネットハリウッドホテルの劇場”ザッポスシアター”は3月24日、「Bakkt Theater（バックトシアター）」に名称を変更しました。

名称変更は靴のオンラインストア”ザッポス”との5年間の契約が終了したため。
バクットは2018年に設立した仮想通貨関連の会社です。

シアターは座席数7000。ミランダ・ランバート、キース・アーバンがレジデンシー公演をおこなうほか、Gorilllaz、Weezerなどのコンサートも予定されています。　　

チケットの購入はチケットマスターから

ラスベガスの旅行客　平均年齢は40.7歳

ラスベガス観光局は昨年ラスベガスを訪れた人々のプロファイルを明らかにする「2022 Las Vegas Visitor Profile Study」を発表しました。

調査では昨年1年間に6300人にインタビューを実施。対面が4200人、2100人がオンラインで回答しました。

どんな人が来てる？

調査によると旅行者の平均は40.7歳。2018年の45.1歳、2019年が46.2歳、2021年の43.2歳から若返りました。年代的には30代が30%で最も多く、次いで40代、20代の順。
21歳未満を含む家族やグループは全体の16%。

27％が南カリフォルニアから訪れ、海外は9％でした。

Youは何しにラスベガスへ？

初ベガスとリピーターの割合は21%対79%でリピーターが圧倒的多数。リピーターのうち52%が1年に1回以上訪れています。

ラスベガスに来る目的は休暇を楽しむためと答えた人が58%と最も多く、ギャンブルのためは6％、コンベンション参加が5％、スポーツイベントは3％でした。

ギャンブルについて

ラスベガスにくる第1の目的がギャンブルでなくても、ここにいたらゲームに誘惑されます。75%が滞在中にギャンブルに興じ、1日にギャンブルに費やす時間の平均は2.6時間、滞在中の予算額は761ドル。
1日に4.3のカジノに出向き、2.2のカジノでゲームを楽しみました。

アクティビティ

食事や飲み物に使った金額の平均は519.23ドル。ショッピングの平均額は195.74ドル、ショーなどエンターテインメントの平均額は117.29ドル、観光の平均額は13.98ドルでした。

旅行者の30%がショー観覧やエンターテイメントに参加。うち54％がプロダクションショー（シルクなど）、マジックが14％、コメディが6％、コンサートが25％、ナイトクラブは4％。

ラスベガスは最近”スポーツの首都”を自称してますが、スポーツイベントに参加した人は6％、スポーツブックや観戦パーティー、TVで中継を見た人は16%にのぼりました。

77%が大満足

ラスベガスの滞在を77%が大満足、20%がやや満足と回答。
やや満足だった理由は16%がホテルに対する苦情、14％が値段が高すぎることをあげています。滞在が短期間すぎた（10％）、暑すぎる（6％）、混みすぎ（5％）という人も。

シーザーズパレス　大通り沿いの円形建物撤去へ

2023年3月16日／3月19日更新

シーザーズパレスホテルは15日、大通り側にたつロタンダ（写真の円形の建物）を取り壊すことを明らかにしました。F1ラスベガスグランプリ準備のため。

建物のほかオベリスクや彫刻、芝生なども撤去します。作業にかかる費用は15万7500ドルの見込み。
シーザーズは解体の時期について発表していません。

大通り側玄関として機能

かつてはロタンダからカジノ内コロシアム劇場の近くまで動く歩道が設置されていて、ロタンダは大通り側入り口として使われていました。

しかし動く歩道は2013年に撤去され、以来10年間、ただの建物として存在。

歩道は狭くなるし、ロタンダ側は階段があるしで正直”ちょっとジャマ”と思ってました。

10年前に閉じられたドアがもう開くことはありません。

玄関を守っていた彫刻はすっかり忘れ去られてしまったようです。

F1ラスベガスグランプリ　ミラージュ前のチケットを発売

2023年3月16日

20日からはじまるF1ラスベガスグランプリチケット第2弾販売において、待望のストリップ側グランドスタンド席が売り出されます。

観覧場所はミラージュホテル前で3日間パス3000枚を販売する予定。購入はチケットだけとなり宿泊はともないません。

料金・詳細は↓のチケットマスターのリンクから
The Mirage Zone – Grandstands

モール建設予定地で解体がはじまる

2023年3月15日／3月19日更新

2つの新規プロジェクト — 1あたりがホテル建設地・2あたりがモール建設地　2023年3月13日

シティセンターの向かい側、ハーモン通りの東南のサイトで2つのプロジェクト～高級ホテル（写真↑1の場所）建設とショッピングモール（写真2）建設～がゆっくり進行中です。

ホテル建設予定地にあったモーテルは昨年秋に解体。そしてショッピングモール建設予定地で建物の取り壊しがはじまりました。

ショッピングモール建設予定地（写真2）

モール建設地のいちばん南、ファットバーガーのモールから奥まったところにある”The Mosaic”の解体が先週にまでに開始されました。コリアンBBQレストランがあったところです。

小さいお店が並んでいたところやファットバーガーがあったところは壊されてないものの、フェンスでがっちり囲まれてました。

ファットバーガー前の歩道側は板のフェンスだったので近いうちに解体がはじまるのかも。

ハワイアンマーケットセンター跡 — ハワイアンマーケットプレイス　2023年3月13日

ハワイアンマーケットプレイス前もまだそのまま。フェンスで囲まれてはいますが。

ここには3階建ての高級ショッピングモールが開業予定です。建設開始時期などは発表されていません。

ファットバーガーの解体がはじまる（3月19日更新）

ファットバーガーの解体作業が17日までにはじまりました。

解体されたファットバーガーの建物 — ファットバーガーがあったところ　2023年3月17日

ハンバーガー屋から東側を取り壊し。ずい分すっきりしました。
モールの看板にウォルグリーンが見えますが、同店は↑写真と道路をはさんだところにあり、まだ営業を続けています。

ホテル建設予定地（写真1）

ホテル建設予定地は動きがないです。昨年秋に解体したトラベロッジ跡の瓦礫が撤去されたくらい。

ハーモン通りの交差点にあるメキシカンレストランもまだ営業中。

ホテルを開発するFertitta社がネバダ・インデペンデント紙に語ったところによると、物価上昇が続いていることから、建設についてはまだ何も決まっていないということです。

F1開催にともなう道路再舗装工事のお知らせ

2023年3月14日

詳細を再投稿しました↓
F1ラスベガスGP開催にともなう道路補修のお知らせへ

F1レースコースとなる道路の再舗装工事の日程が発表されました。4月2日から8月中旬まで、2段階に分けておこないます。
工事は1～2車線を閉鎖するため完全に道路通行止めとはならないもよう。しかし渋滞することは間違いないです。

※道路工事がおこなわれるのはレースコース区間のみ

第1段工事日程

●サンズアベニュー　4月2日－7日
●ラスベガスブルバード　4月9日－5月19日
●ハーモンアベニュー　5月22日－26日
●コバルレーン　6月11日－16日

第2段工事日程

●サンズアベニュー　7月16日－21日
●ラスベガスブルバード　7月23日－28日
●ハーモンアベニュー　7月30日－8月4日
●コバルレーン　8月13日－18日

パドックエリアとMSGスフィアのコーナーでも工事がおこなわれます。

工事日程は
●パドックエリア　6月19日－30日／8月6日－11日
●MSGスフィア　8月21日－25日／9月10日－15日

F1ラスベガスグランプリ　チケット第2弾発売は3月20日から

2023年3月9日

レッドブルチームのレースカー — F1ラスベガス　ローンチイベント　2022年11月5日

昨年秋に発売され瞬殺だった「F1ラスベガスグランプリ」のチケットが、3月下旬に再発売されます。

ラスベガスグランプリは11月16日－18日に開催。ホテル街がコースの市街地レースとなり、18日の決勝は午後10時スタート。ラスベガスらしい夜景きらめく中を疾走します。

チケット発売ゾーン・料金の確認と購入はチケットマスターから

発売日時

アメリカンエクスプレスカードホルダー
3月20日午前10時－3月22日午前10時
チケット購入事前登録済み
3月22日－3月23日　指定購入時間・購入リンク・パスコードなどのお知らせが21日にメールされます。
一般発売
3月24日午前10時～

今回は一般入場からホスピタリティルームまで、まだ売り切れていない全ゾーンのチケットが購入できるとのこと。
チケットは3日間通しのみ。料金は500ドル～。

F1によるとチケットは3回発売する予定だとか。今回購入できなくてももう一度チャンスがありそうです。

ネリスエアショー　次回開催は2024年春

2023年3月9日

ネリス空軍基地は同基地でひらかれるエアショー「Aviation Nation」の次回開催を、2024年4月6日－7日と発表しました。
毎回11月におこなわれているショーが春に移動します。隔年でおこなわれるため今年は開催されません。

アクロバット飛行チーム「サンダーバーズ」のパフォーマンス

エアショーでは最新鋭から懐かしい軍用機までの展示のほか、開園時間中はずっとデモンストレーション飛行をおこなっています。

デモ飛行のトリは両日ともアクロバット飛行のサンダーバーズ。サンダーバーズはネリスを本拠地としており、日曜のパフォーマンスが終わったあとパイロットのもとに家族が駆け寄るという感動の演出も。

空軍基地はホテル街から北にフリーウェイを30分くらい走ったところ。毎回ストリップ地区から日本語ガイドのツアーも出ています。

ストラトのアーチのところに展望デッキを設置

2023年3月8日

ストラトホテル（旧名称ストラトスフィアホテル）のすぐ横に建つゲートウェイアーチに展望デッキができました。

デッキはホテルの向かい側の歩道にあり、これからはアーチやタワーを入れての写真撮影がらくらくです。

Today we officially unveiled the new Gateway Arches observation deck across from @STRATVegas. The platform is a pedestrian-friendly viewing deck for the arches.

Learn more about the 80-foot-tall Gateway Arches: https://t.co/AgoklOIgHp pic.twitter.com/PB0qnddLBk
— City of Las Vegas (@CityOfLasVegas) March 8, 2023

ゲートウェイアーチはダウンタウンに入ったことを知らせるサインとして、2020年11月に完成。
夜はアーチ全体に広がるライトがキラキラ輝きます。

関連ニュース
ストラトホテルの前にアーチがかかる

メジャーチーム設立関連ニュース

2023年3月7日／3月8日更新

【MLB】アスレチックス球場建設地としてリオホテルが急浮上

ラスベガスに来るのか、それともオークランドにとどまるのかも決まっていないMLBアスレチックスの本拠地移転問題。

移転してくるならトロピカーナホテルかフェスティバルグランド（サハラホテル向かい）のどちらかに球場を建設するとされていましたが、ここにきて突然リオホテルが候補に上がりました。球場を建てるのはホテルのパーキングとして利用している土地になるようです。

アスレチックスの現在の球場の使用契約は2024年のシーズン終了まで。早くどこか決めないと2025年には間に合わないのでは？

【MLS】新しいチームをラスベガスに設立か？

MSLメジャーリーグサッカーのコミッショナーは2月22日、30番目のチーム設立地を今年末までに決定すると明らかにしました。
コミッショナーによると、新チーム設立はラスベガスかサンディエゴになる可能性が最も高いとということです。

ラスベガスの新チームに関しては、英プレミアリーグのアストン・ヴィラを共同で所有するWes Edens氏とNaseef Swawiris氏が、チーム名だと思われる「Las Vegas Villains」をすでに登録商標済み。
スタジアムはサウスアウトレットのもう少し南、南カリフォルニアとラスベガスを結ぶ高速鉄道の駅建設予定地近くにつくることを検討中だそうです。

ラスベガスでは2019年から30番目のチームを狙っており、プロサッカー2部所属の「ラスベガスライツFC」がメジャー昇格を目指しました。残念なことに昇格はかないませんでしたが。

また同年、NHLベガスゴールデンナイツのオーナー、ビル・フォリー氏が、メジャーチームをラスベガスに誘致することについてMLSと話をしていることが明らかになりました。
この時フォリー氏はチームを誘致できませんでしたが、代わり？に2022年にプレミアリーグに所属するボーンマスを購入しています。