ポップな色使いの石柱がラスベガス近郊の砂漠のなかに突然あらわれる『Seven Magic Mountains(セブンマジックマウンテン)』。
雑誌ヴォーグのファッションページの撮影に使われたこともあり、ラスベガスいちばんのインスタ映えスポットとして、ローカルだけでなく世界中からやってくる観光客にも人気のアート作品。
2016年5月に一般公開されたこの作品は、残念なことに恒久的なものではなく期間限定。
もともと2018年5月に展示終了の予定でしたが、予想を上回る1日1,000人あまりが訪れることなどから展示期間が延長され、少なくとも2021年12月頃までは公開される予定です。終了時期は発表されていません。(2018年12月7日更新)
詳細:セブンマジックマウンテン 再び展示期間延長へ
もくじ
セブンマジックマウンテンとは?

カラフルな岩が目をひくセブンマジックマウンテンは、石灰岩を積み上げた柱7本からなるパブリックアート。
柱は高さ約9mから10.5m、全部で33個の岩が使われています。
作者はスイス生まれニューヨークをベースに活動するアーティスト、ウーゴ・ロンディノーネ。
ブライスキャニオン国立公園(ユタ州)にある「フードゥー」と呼ばれる柱状の岩、そして「バランスロック」と呼ばれる奇跡のバランスを保つ岩から着想を得たそう。
プロジェクトが開始されたのは公開5年前、総製作費350万ドル(およそ3億5千万円)。

セブンマジックマウンテンは入場無料。
野外に展示されているため24時間見学できますが、サイトには照明がまったくないうえ治安を考慮すると行くなら昼のあいだに。
ウェブサイト:SEVEN MAGIC MOUNTAINS
注意!

写真のとおり作品は何もない砂漠のなかに展示されています。
- トイレ、売店は展示場および近くにはありません。
いちばん近いトイレ、売店はラスベガス方向に15分くらい戻った「M Resort Casino」(ラスベガスブルバードとSt Rose Pkwy)。
南(ロサンゼルス)方向なら、ラスベガスブルバードを10分くらい南下すれば「Gold Strike Hotel」があります。 - 野外に展示されているため日かげはありません。暑い日は必ずたくさんの水を持っていってください。帽子や日焼け止め、サングラスも必須。
- 砂漠の中には毒ヘビがいます。整備された道からはずれないで。
- 敷地は自然のまま。小石が多く歩きにくいです。
行き方
展示場所はラスベガスブルバード沿い、ストリップ地区からクルマで30分以上かかるところにあります。
公共交通機関はないのでクルマまたはツアーなどで。
ツアーに参加する
市内から近すぎるため?何故かツアーは少ない、というかほぼ無いです。
ネットで申し込めるものは、多分、下のツアーだけかと。
セブンマジックマウンテンのあと「ウエルカム・ラスベガス」サインと「ハーレー・ダビッドソン」にも立ち寄るという、インスタで人気の3ヵ所を一気にめぐる半日ツアー。
料金は60ドル。日本語ガイドつき。
クルマを貸し切る
自分たちだけの専用車で行くというのもあり。
1時間単位でチャーターすることができるので、セブンマジックマウンテンと他に行きたいところを組み合わせても。
1時間から利用できる貸切チャーター。料金は1時間105ドル~、英語ドライバー
レンタカーで行く

フリーウエイ15号線を南下し、左手に見えるM Resortというホテルを通過した後、次の出口「Sloan Rd」 (exit 25)でフリーウエイを降り左折。
フリーウェイの出口が近づくと標識(上の写真)がでています。
↓
少し進むとラスベガスブルバードにぶつかるので右折。
↓
10分くらい走ると左側に柱が見えてきます。
フリーウエイを降りてからも『Seven Magic Mountains』の標識がでているので迷うことはないはず。
または、ラスベガスブルバードをひたすら南へ走っても行くことができます。
敷地に無料のパーキングあり。
タクシー、ウーバーなどのライドシェアを利用する
運賃はかなりかさみそうですが、タクシーやライドシェアで行くこともできます。
ただし、これらのサービスを利用するなら見学するあいだは待ってもらって。展示場で帰りのタクシー、ウーバーなどを拾うことは不可能です。
もうひとつのセブンマジックマウンテン
セブンマジックマウンテンは企業や個人が資金を寄付して完成させたプロジェクト。
その中で最大のスポンサーがアリアリゾート。というわけで、アリア内にセブンマジックマウンテンのミニチュアが飾られています。

場所はカジノからセルフパーキンやトラム乗り場に至るエスカレーターを上がったところ。
セブンマジックマウンテンは結構混みあっていて、目当ての柱で写真を撮るのに待ったりするとも聞きますが、ここならいつもすべての柱をひとり占め!です。
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