ゲーマーじゃなくても遊べる!ルクソールホテルのeスポーツ施設

eスポーツ施設オープン

このところメディアでも取り上げられることが多い「eスポーツ

ラスベガスとeスポーツは10年以上前から縁があり、世界最大級の格闘ゲームの大会「EVO(Evolution Championship Series)」が2005年から毎年開催されています。
日本でも人気が高いこの大会、2019年は8月2日から4日までマンダレイベイ・ホテルで開かれる予定。

そのマンダレイベイに隣接するピラミッド型のホテル『ルクソール』に2018年3月22日、eスポーツ専用施設『HyperX Esports Arena Las VegasハイパーX・Eスポーツアリーナ・ラスベガス)』がオープン。

ストリップ地区にはじめてできたeスポーツのための施設は、ゲームして観戦して懐かしいゲームでも遊べる、ゲームしない人でも行ってみたくなるところでした!

※「Eスポーツアリーナ・ラスベガス」は2018年11月、「ハイパーX・Eスポーツアリーナ・ラスベガス」に名称変更しました。



ハイパーX・Eスポーツアリーナについて

eスポーツ施設オープン
eスポーツアリーナ入り口
  • 場所:ルクソールホテルのカジノ階。正面玄関を背にしてカジノに入ったら左奥。
  • 時間:日ー木 午前11時ー午後11時 / 金ー土 午前11時ー午前0時
  • 入場料:通常は無料。特別なイベントや大会が開催されるときは有料に
  • 入場年齢制限:なし 17歳以下は大人(21歳以上)の同伴が必要
    また、午後9時以降は21歳未満には大人の同伴が必要となります。
  • ゲーム利用料金:1時間 10ドル/2時間 18ドル/4時間 30ドル/8時間 50ドル/WEEKEND WARRIOR(24時間) 125ドル
    ローカルはIDを提示すると2倍の時間利用可。
  • ゲーム機数:PCとコンソールでおよそ100台。ゲームのタイトルは「ほとんど揃ってる」ということです。
  • ウェブサイト  Esports Arena Las Vegas
入場やゲームを利用するとき、年齢がわかるものの提示を求められるかもなので、ID(パスポートなど)の携帯を

 

2つのゲーミングスペースと年齢制限、ゲームの年齢区分※※

EスポーツアリーナにはLobby(ロビー)とMain Arena(メインアリーナ)の2カ所のゲームができるスペースがあり、入場できる年齢が違います。

 

ロビー

eスポーツ専用施設オープン
ロビー

会場にはいったところ。
ゲームで遊ぶときの利用料金支払い、入場料が必要なときの支払いはここにあるカウンターで。

年齢制限なし誰でも入場可

ゲームのほかバーチャルリアリティー体験セクションも。

 

メインアリーナ

ロビーから奥に進むとメインアリーナ。

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メインアリーナ1階

ここは年齢制限があり入場できるのは13歳以上

ステージでトーナメントやビューイングパーティーがおこなわれている場合、そのゲームの対象年齢※※により入場できる年齢が変わります

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メインアリーナ2階

メインアリーナは2階建て。

1階はゲーム、大会が開催されるステージと観覧席、バー。
2階のバルコニーは立ち見席。ほかにバー、VIPルーム、放送センター。

 

ゲームの対象年齢※※

ゲームソフトには、そのゲームの内容(暴力やセクシャルな表現など)により、ESRBエンターテインメント・ソフトウェア・レーティング委員会が定めた年齢区分が設けられています。
マークと対象年齢は
E 誰でも / E10 10歳以上対象 / T 13歳以上 / M 17歳以上 / A 18歳以上
詳細 Entertainment Software Rating Board

eスポーツ専用施設オープン
PCがならぶメインアリーナ1階

Eアリーナで開催される、エントリー料が賞金に当てられる大会に出場できるのは17歳以上。ゲームのレーティングが「A」の場合は18歳以上。

 

ゲームの歴史展示場とアーケードゲーム

eスポーツ施設オープン
ゲームやらなくても「これ知ってる!」というものも

ロビーとメインアリーナのあいだにあるホールは懐かしいゲームがならぶ展示場。
8世代にわたるゲームの歴史を振り返るとともに、実際に遊ぶことも。それも無料!

eスポーツ施設オープン
アタリ社のゲームは選べる

40年前の大ヒット作、アタリ社のピンポンゲーム「PONG」もプレーできるようです。
コントローラの使い方が解説されているところに時代を感じる?

アタリは、アメリカ合衆国のビデオゲーム会社で、ビデオゲームを作ることを主眼に創立された会社としては世界初。ノーラン・ブッシュネルにより1972年に創業。
引用:ウィキペディア

 

1階のバー横にはアーケードゲームも

eスポーツ施設オープン
誰も遊んでないー

パックマン、ストリートファイターなどで遊べます。こちらも無料。

 

フードとバー

eスポーツアリーナ フード

フードは1階と2階のバーで提供。バーの周りにテーブルあり。
ゲームしながらでも食べることができます。
もちろん21歳以上なら、ゲームをプレーしながら、観戦しながらお酒を飲むことも。

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1階のバー

おもなフードはポテトフライ7ドル、ナチョス13.5ドル、チキンウイング16ドル~、サラダ11ドル~、チーズバーガー17ドル

ドリンクはビールが8ドル~、ワイン15ドル~、
お酒以外はペプシが4ドル、水4.5ドル~、コーヒー4.5ドル、生ジュース6ドル

オープンしてしばらくはスターシェフJosé Andrés(ホセ・アンドレ)の料理を出していましたが、ホセは撤退したようです。(2018年9月25日)


ルクソールホテルについて

eスポーツアリーナルクソール
ホテル前にはスフィンクスが

ルクソールは南ストリップ地区にある、名前のとおりエジプトをテーマにしたホテル。

1993年オープン 客室数4,400 館内にフードコートあり。
隣の「エクスカリバーホテル」や「マンダレイベイホテル」とは、通路および無料トラムでつながっています。

ルクソールの宿泊料金や評価はトリップアドバイザーブッキングコムなどで確認を

無料wifi

 

ラスベガスのeスポーツ施設

ルクソールのほかにeスポーツで遊べるところは

ストリップ地区

  • Twin Galaxies Sports Arena
    大会専用施設。ゲームでは遊べません。
    場所:Caesars Entertainment Studios内 バリーズホテルの東側
    住所: 4165 Koval Ln, Las Vegas
  • eスポーツとポーカーのスタジオ
    大会専用施設。ゲームでは遊べません。
    場所:アリアホテル内
  • GameWorks
    ゲームセンターの一部がeスポーツゾーン
    PC 40台、Xbox One 20台、Wii U 10台、「大乱闘スマッシュブラザーズDX」も
    時間:月ー木 午前11ー午前0時 / 金 午前11時ー午前1時 / 土 午前10時ー午前1時 / 日 午前10時ー午前0時
    場所:タウンスクエアモール

 

ダウンタウン地区

  • Millennial Esports
    ラスベガス初のeスポーツに特化した施設として2017年3月オープン。
    時間:毎日 24時間
    場所:ネオノポリス3階(フリーモントストリート・エクスペリエンスのすぐ東)
  • ESports at Downtown Grand
    ホテルのバーの中にあるゲームラウンジ。週末のみの営業ぽい
    時間:金ー土 午後4時ー午前0時
    場所:ダウンタウングランド・ホテル 1階(3rdストリートとオグデン・アベニュー)

 

ラスベガスとゲーム

eスポーツ施設オープン
コントローラでできたシャンデリア Eスポーツアリーナ

ラスベガスで「ゲーム」といえば、スロットとかブラックジャックとかポーカーとか、そのほかもろもろのギャンブルのことを指すのが基本。

ベガスはカジノの街と言われていますが、カジノに頼っているわけではありません。
むしろカジノの収益が占める割合は思ったより少なく、ルクソールを所有するMGMリゾーツ・インターナショナル社によれば全体の30%くらいだとか。
この割合は年々減少し、また、若い世代ほどギャンブルをしなくなっているそうです。

そんな理由で近ごろでは大きなアリーナをつくったり、スポーツチームを誘致したり、エンターテインメントを大きな収入の柱のひとつに育てたいように見受けられます。

当然世界的に拡大するeスポーツを見逃すはずがなく。。。このアリーナが成功すれば、次々と専用施設が誕生することは容易に想像できます。

ラスベガスで「ゲーム」といえばeスポーツのことを指す、そんな日は遠くないかもしれません。