ラスベガスニュース 2022年12月 随時更新

ベラージオ植物園

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写真はベラージオホテル植物園2022年ホリデーシーズンの展示。展示は2023年1月1日まで

ベラージオ植物園~ホリデーシーズン
ラスベガスエリア新型コロナ感染者数

アメリカに出ていた「公衆衛生上の非常事態宣言」は2023年5月11日解除されました

2023年5月31日発表 週1回水曜発表

1日の新規感染者数10万人ごとの2週間平均 38人(先週は46人/先々週は49人)
感染者累計 62万8322人
入院患者数 62人(先週より25人減)

カウントダウン花火の準備、大詰めを迎える~31日は天候に注意!

2022年12月30日

間もなく新年。打ち上げホテル屋上ではカウントダウン花火の準備が着々と進行中です。

花火を制作するGrucci社によると、66人の花火技師が5日間、のべ4000時間をかけ1万1000を超える打ち上げ筒に花火を設置するとのこと。かなり手がかかりそうな作業、お疲れ様です。

ラスベガス市警は、今年は40万人がストリップやダウンタウンで新年を迎えるとみています。

31日は悪天候の予報

31日の予報は例年よりは暖かい夜ですが雨と強風。午前0時の気温は摂氏12度、雨の確率は40%、風は打ち上げを中止する風速10マイルを上回りそうです。

雨より危険をともなう強い風が問題なんだそう。

当日は午後11時30分にラスベガスとクラーク郡の消防署が風の状態を考慮し、花火の有無を決定。午前0時に強風の場合は風が弱くなったタイミングで打ち上げ。午前1時まで待っても弱くならなければ中止します。

ただし、今まで一度も中止したことがないとか。風速10マイル以上のときも花火は上がっています。

カウントダウン花火

みなさま、良いお年をお迎えください!

MGM 乱射事件の会場を売却

2022年12月30日

乱射事件コンサート会場
乱射事件会場

MGMリゾーツは30日、ルクソールホテルの向かい側にあり2017年10月に乱射事件の起きた野外イベント会場を、トライバルカジノ”Three Affiliated Tribes”(ノースダコタ州)に売却することを明らかにしました。売却価格は発表されていません。

15エーカーの会場跡のうち北東の2エーカーは乱射事件のメモリアルサイトを建てるため、2021年8月にMGMからクラーク郡に寄付されました。今回はこの場所を除く13エーカーが売却されます。
MGMはメモリアルサイトのほかコミュニティーのためのスポーツ施設やアレジアントスタジアムのパーキングを会場跡につくるとしていましたが、建設をはじめる気配はまったくありませんでした。

Three Affiliated Tribesは2020年7月に、会場跡の南隣りのサイトを1200万ドルで購入しています。このサイトはかつて観覧車をつくる計画があり、観覧車の支柱だけ立てた状態で開発会社が倒産してしまいました。

購入した土地に何をつくるのかは明らかにされていませんが、Three Affiliated Tribesは4つのカジノを所有しているそうです。

ミラージュホテル ハードロックホテルの運営に

2022年12月20日

ミラージュホテルの運営が、MGMリゾーツインターナショナルから「Hard Rock International(ハードロックインターナショナル)」に変わりました。

MGMリゾーツは19日にミラージュの売却を完了。この日午前6時から運営がハードロックに移りました。

MGMは昨年12月、ミラージュを10億7500万ドルでハードロックに売却すると発表。

ハードロックインターナショナルはセミノール族(フロリダ州)というアメリカ先住民が所有するカジノ運営会社。
トライバルカジノと呼ばれる先住民のカジノがラスベガスに進出するのは3社め。ストリップ地区では初めて。

なお、ミラージュの運営は変わっても不動産は引き続きVici Propertiesが所有。ハードロックはViciから不動産をリースし、初年度の賃貸料は年間9000万ドルとのことです。

ハードロックになって何が変わる

運営が変わってもホテルは今のところ大きな変化はありません。ホテル名称も当面のあいだはミラージュのまま。客室やレストランの予約も影響は受けません。

ただしカジノのリワードプログラムはMGMの”MGM Rewards(旧名称M Life)”は利用できなくなりました。これからはハードロックの”Unity by Hard Rock”というプログラムになります。
リワードカードはMGMと同じステータスで作れるそうなので、カジノで遊ぶ人、パーキングを利用する人はMGMのカードを持ってUnity by Hard Rockデスクへ。

もしMGM時代のスロットマシンのキャッシュアウトバウチャーを持っているなら、キャッシャーで換金が可能。カジノチップも交換するとのことです。

パーキングの駐車料金は今のところMGM時代と同じ。MGMのリワードプログラムのステータスがパール以上なら、ハードロックのリワードカードをつくれば駐車料金が無料になります。ローカルの3時間無料も引き継がれるようです。

再来年以降ホテルをアップグレード

ハードロックインターナショナルは再来年以降、ホテルを改修・拡張します。火山を取り壊し、高さ165メートルのギター型の宿泊棟を新たに建設する計画も。
改修や拡張工事のスケジュールは来年末ごろ発表予定。

計画では客室をおよそ600室増やし合計3640室へ。カジノはスロットを1000台以上増やし、ゲームテーブルは今の4倍の台数に。シアターはおよそ2倍の席数の6265席になります。

アップグレード工事は2025年か2026年ごろ完了。ホテル名称が「Hard Rock Hotel & Casino Las Vegas」に変わるのは、工事やブランド再構築が完了した後になるそうです。

関連記事:ミラージュのシークレットガーデンが閉鎖

バリーズホテルが名称変更~ホースシューに

2022年12月18日

ホースシューホテル
フロントデスク周辺 2022年12月17日

1月からブランドの再構築をすすめていたバリーズホテルの名称が15日、「Horseshoe Las Vegas(ホースシュー・ラスベガス)」に変わりました。

ホースシュー(馬蹄)のモチーフのカーペット
カジノフロアのカーペットが新品 2022年12月17日

公共のエリアの改装もおこなわれカーペットや壁紙が新しく。カジノフロアのバーも新しく。

※ホースシューに変わっても、系列はシーザースエンターテイメントのままです。

まだサインが追いついてない
グランドバザーショップス側入り口
グランドバザーショップス側入り口。外はバリーズ、内はホースシュー 2022年12月17日

ホテル館内はホースシューの看板に掛け替えられていましたが、外はまだ”バリーズ”のままのところも。

グランドバザーショップス側サイン
グランドバザーショップス側サイン 2022年12月17日

ホテル前のショッピングモール「グランドバザーショップス」のところは、まったく変わっていません。

ホテルフラミンゴ通り側
フラミンゴ通り側のホテルサイン跡 2022年12月17日

ホテル棟のサインは塗りつぶしただけに。

将来的には↑のようになります。

サインの柱
サインの柱も工事中 2022年12月17日

大通りに建つサインの柱はすべて取り外された状態でした。

ホースシューとは

”ホースシュー”の名称は、1951年にダウンタウンに開業したカジノホテル”ビニオンズ・ホースシュー”からきています。

ホテルは2004年、シーザースエンターテイメントの前身であるハラスエンターテイメントに売却し、ホテル名を”ビニオンズ・ギャンブリング・ホール&ホテル”に改名。
その後ホテルは2008年にTLCカジノが購入しました。

ビニオンズ・ホースシューでは1970年からポーカーの世界大会「WSOP」が開催されていましたが、ハラス社が購入したことにより大会は同社傘下のリオ・ラスベガスに移転。
今年からホースシュー(バリーズ)とパリスホテルで開催されています。

F1 レース開催日にファンフェスティバルを予定

2022年12月16日

レッドブルチームのレースカー
F1ローンチイベント シーザーズパレスホテル 2022年11月5日

来年11月16日-18日におこなわれるF1ラスベガスグランプリ。この日にレースコース近くでイベントが開催されるかもしれません。
地元新聞ラスベガスレビュージャーナル紙が、ラスベガスGPのCEO Renee Wilm氏の話として報じました。

ファンフェスティバル

Wilm氏によるとファンフェスティバルの予定地はファッションショーモールの北、トランプインターナショナルホテルの東隣に広がる空き地。
入場料はラスベガスGPの最も安いチケットである500ドルより安くなるとのこと。

フェスティバルで何をするのかはまだ計画を練っている段階ようですが、エキサイティングなものにしたいそう。

チケット発売

わずか数時間で売り切れた観戦チケットについては、第2次・3次販売が来春おこなわれます。第2次は2月下旬から3月上旬ごろ、最終販売となる第3次は5月を予定。

11月の第1次ではかなり絞られた枚数しか売り出されませんでした。第2次・3次ではかなりの枚数が発売されるようです。

道路改良工事

ラスベガスGPは大通りなどを走る市街地レース。コースとなる道路は改良工事をおこないます。
道路の再舗装、コーナーの調整などさまざまな改良が必要とされていて、費用は3000万ドルとみています。

道路工事の時期は今のところ未定。

F1ラスベガスGP

カウントダウン花火 今年も8つのホテルから打ち上げ

2022年12月16日

カウントダウン花火
カウントダウン花火 2022年1月1日

新年の幕開けを告げるカウントダウン花火「America’s Party 2023」が発表されました。

今年も8つのホテルーーーMGMグランド、アリア、プラネットハリウッド、シーザーズパレス、TIトレジャーアイランド、ベネチアン、リゾートワールド、ストラト(旧名称ストラトスフィア)ーーーの屋上から8分間にわたって同時に打ち上げ。

花火を制作するGrucci社によると、66人の花火技師が5日間、のべ4000時間をかけ1万1000を超える打ち上げ筒に花火を設置するそうです。

カウントダウン花火・カウントダウンイベントについて詳細↓

カウントダウン花火

ディズニーアニメの360度アトラクション 来年3月オープン

2022年12月14日

ディスニーアニメの没入感アトラクション「Disney Animation: Immersive Experience」が、2023年3月30日にオープンします。

このアトラクションは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとライト・ハウス・イマーシブ・スタジオが共同で制作。

ライト・ハウスは世界中でヒットし、現在クリスタルモールで公開中の「イマーシブ・ヴァン・ゴッホ」をつくったプロダクション。
ゴッホと同じように、「アナと雪の女王」や「ライオンキング」などおなじみのディズニー映画が、会場の壁360度に広がります。ディズニーの世界に没入できるかも。

インフォメーション
  • 期間:2023年3月30日-9月3日(延長の可能性あり)
  • 会場:ショップス・アット・クリスタル3階(アリアホテル隣)
  • 入場料:39.99ドル~ リストバンドやギフトのついたプレミアムチケットも発売。4名以上の割引もあり
  • チケット購入:ウェブサイト(lighthouseimmersive.com/disney/las-vegas/)から日時を指定し購入
    ※一般チケット発売は12月16日午前10時から
自画像

Uber ラスベガスで自動運転によるサービスをはじめる

2022年12月11日

Uberと自動運転技術のMotional社は7日、ラスベガスで自動運転による配車サービスをはじめると発表しました。

当面のあいだはオペレーター2人がフロントシートに乗車しますが、2023年中に完全な無人運転によるサービスをはじめる予定。

自動運転タクシーはヒュンダイの電気自動車IONIQ5を使用。
「UberX」と「Uber Confort Electric」で利用可能。自動運転車が空いていて乗車を希望すれば配車されるそう。

なお、ライドシェアの「Lyft」は自動運転による配車サービスを2018年からはじめています。

ラスベガスのイベント会場 3か所がチケット売上額世界1に

2022年12月8日

アレジアントスタジアム
アレジアントスタジアム 2022年8月20日

ビルボードは世界中のイベント会場を対象にした2022年のボックススコアを発表。キャパシティ別でラスベガスの3つの会場が世界1に輝きました。

キャパシティ別ボックススコアトップ3

対象期間は2021年11月1日から2022年10月31日まで
順位はチケット売上総額順のもよう。
リストは順位 会場名 売上総額 入場総数 イベント回数(本拠地戦は含まず)

スタジアム

  1. アレジアントスタジアム(ラスベガス)1億8250万3448ドル 101万9773人 24回
  2. SoFi Stadium(ロサンゼルス)1億781万2310ドル 54万6888人 11回
  3. Foro Sol(メキシコシティ)8714万3879ドル 155万7944人 26回

キャパシティ1万5001人以上

  1. マジソンスクエアガーデン(ニューヨーク)2億4135万6906ドル 175万7331人 124回
  2. O2アリーナ(ロンドン)1億7700万863ドル 189万7754人 165回
  3. Kia Forum(ロサンゼルス)1億5681万2598ドル 121万8826ドル 100回
  4. Tモービルアリーナ(ラスベガス)1億2468万4713ドル 73万1072回 58回

キャパシティ1万1人-1万5000人

  1. Moody Center(オースティン)6269万5359ドル 29万9068人 36回
  2. OVO Hydro(英グラスゴー)5715万1690ドル 88万7807人 112回
  3. MGMグランドガーデン(ラスベガス)4523万6415ドル 23万7872人 27回

キャパシティ5001人-1万人

  1. ドルビーライブ(ラスベガス)1億1445万2081ドル 47万7737人 98回
  2. レッドロックスアンフィシアター(コロラド州)1億780万3971ドル 163万5802人 194回
  3. ラジオシティミュージックホール(ニューヨーク)8720万5585ドル 90万9994人 190回

キャパシティ5000人以下

  1. リゾートワールドシアター(ラスベガス)5527万2018ドル 32万6510人 87回
  2. フォックスシアター(アトランタ)3712万3745ドル 48万3601人 165回
  3. コロシアム劇場(ラスベガス)3671万9306ドル 19万7964人 54回


8. アンコールシアター(ラスベガス)2348万5906ドル 13万9951人 110回

アーティストのボックススコア

ビルボードはアーティストのチケット売上総額順も発表しています。

トップ3は下記のとおり
リストは順位 チケット売上総額 総動員数 コンサート回数

ツアー

  1. バッド・バニー 3億7346万3379ドル 182万6339人 65回
  2. エルトン・ジョン 3億3438万5023ドル 207万1661人 84回
  3. エド・シーラン 2億4628万7916ドル 304万7696人 63回

会場ごと

順位 会場 チケット売上額 動員人数 回数

  1. ハリー・スタイルズ マジソンスクエアガーデン(ニューヨーク)6310万2676ドル 27万6852人 15回
  2. エド・シーラン ウェンブリースタジアム(ロンドン)3723万2300ドル 42万269人 5回
  3. BTS アレジアントスタジアム(ラスベガス)3594万4850ドル 19万9697人 4回 

BTSは5位にSoFiスタジアム(ロサンゼルス)会場のコンサートもランクイン。バッド・バニーのアレジアントのコンサートが12位に入っています。

ポケモンGOのイベント ラスベガスで開催

2022年12月8日

ポケモントレーナーの皆さん

ポケモンGOのリアルイベントがラスベガスにやってきます!

ホウエン地方を舞台とした「ポケモンGOツアー:ホウエン地方」を2023年2月18日-19日、サンセットパークで開催。
ホウエン地方に登場するポケモンや色違いポケモンをゲットしたり、Goロケット団と協力してリサーチしたり、世界中から集まるトレーナーと交流しましょう。

有料チケットがなくてもイベントを楽しむことができますが、チケットがあれば色違いポケモンに出会う確率が高くなったり、スペシャルリサーチにも参加できるもよう。
チケット購入は↑のTwitterのリンクから。

ポケモンGOツアー:ホウエン地方-ラスベガス2023
  • 日時:2023年2月18日-19日 午前10時-午後6時
  • 会場:サンセットパーク 空港のすぐ東
    住所:2601 E.Sunset Rd. Las Vegas, NV 89120
  • 行き方:公園にパーキングあり
    ライドシェア(Uberなど):帰りも問題なく呼ぶことができます。
    タクシー:公園にタクシー乗り場はありません。
    RTCバス:Sunset Rd.を通るルート212、Eastern Ave.を通るルート110が公園前に止まります。ただしどちらのルートもホテル街からだと乗り換えが必要。