ラスベガスの最新情報とニュースをお届けします。
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※写真はパラッツオホテルの季節のデコレーション
いきなりのゴッホブーム!デジタル展覧会、相次ぎ開催
2021年3月30日
世界中で高い人気を誇る画家ゴッホのデジタル展覧会が、エリア15と謎会場の2か所で相次ぎ開催されます。
両方とも名称がほぼ同じ、内容もゴッホの作品を室内に360度投影する没入型展覧会ということで、かなり似ているもよう
バージンホテルがオープン
2021年3月30日
オフストリップに「バージンホテルズ・ラスベガス」が3月25日、オープンしました。
ここはもともとハードロックホテルだったところ。イギリスに拠点を置くバージングループがハードロックを購入し、415日と2億ドルをかけ改装しました。
ホテルのインテリアは砂漠の中のオアシス風。赤茶色のじゅうたんや
サボテンのオブジェが砂漠感を高めていました。
カジノを運営するのはトライバルカジノ(アメリカ先住民のカジノ事業者)のモヒガンゲーミング&エンターテイメント。
モヒガン社がネバダ州でカジノを運営するのは初めて。また、同社はオシドリ社と提携し、長崎県が誘致をすすめるIR参入を目指しています。
アースアワー シーザーズ系列が消灯
2021年3月24日
消灯することで地球温暖化防止と環境保全の意思を示す世界規模のプロジェクト「アースアワー」が、今年も3月27日におこなわれます。
このプロジェクトにシーザーズエンターテインメントが参加。
27日午後8時30分から1時間、シーザーズ系列のホテルのマーキーなど、建物外の照明が落とされます。
米消灯は屋外だけで屋内の照明は消えません。
#EarthHour is one week away 🌍
Join us across the country as we #connect2earth and raise awareness of the need for climate action by turning off the lights from 8:30-9:30pm on March 27. pic.twitter.com/oKcEO8AGXe
— Caesars Entertainment (@CaesarsEnt) March 21, 2021
今のところ参加表明はシーザーズ系列だけですが、毎年この時間にはストリップ地区のほぼすべてのホテルやボイドゲーミング系列ホテル、ダウンタウンにある行政地区の建物なども消灯しています。
アンコールホテル 平日も宿泊可能に
2021年3月22日
昨年10月から平日は客室を閉めていたアンコールホテルが、4月8日から平日も宿泊できるようになります。
アンコールが開くと、ストリップ地区のカジノホテルはすべて週に7日間、24時間オープンとなります。
パンデミック以降初の大型コンベンション、6月に開催
2021年3月22日
コロナ感染拡大以降、はじめてとなる大型コンベンションが6月におこなわれます。
ネバダ州が建設業界の展示会「ワールド・オブ・コンクリート」の開催を正式に承認しました。
コンベンションは6月8日から10日におこなわれ、ラスベガスコンベンションセンターの西ホールと北ホールを使用する予定。
今年はじめに完成した西ホールでおこなわれる初めての展示会となり、また、地下トンネルを通る自動運転シャトルを利用する最初の展示会になりそうです。
今年の来場者はこれから登録がはじまりますが、2019年の展示会には6万人が訪れました。
リオホテル、ハイアットホテルにブランド再編
2021年3月22日
シーザーズエンターテインメントからドリームスケープ社に売却されたリオホテルが、ブランド再編をし、ハイアットホテルになります。
ドリームスケープ社によれば、客室2510のうち1501室を「ハイアットリージェンシー」とし、残りのおよそ1000室はハイアットの別のブランドとする。
カジノ、ショップ、レストランやバー、スパ、フィットネスセンターなども改装。
ただし、ホテルの名称は「リオ」のまま変更しないということです。
ハイアットは2023年ごろオープン予定。
オフストリップに経つリオは1990年オープン。
2019年にシーザーズは5億1630万ドルでリオを売却。ただし2年間は年間4500万ドルでホテルを借り、シーザーズが運営することで合意しています。
コスモポリタンホテルのバフェが再々オープン
2021年3月14日
ラスベガス名物のバフェが、ストリップ地区のでようやく再営業をはじめます。
コスモポリタンホテルのバフェが3月25日、再々オープンすることがわかりました。
フードステーションは9つあり、客が選んだ料理をスタッフが渡してくれるスタイル。
営業は木曜から日曜の朝食とランチのみ。朝が午前8時から午前11時まで、ランチは午前11時から午後3時まで。大人45ドル、子供22.5ドル。時間制限は2時間。
予約はコスモポリタンのウェブサイトから。
コスモポリタンとウィンのバフェは昨年夏にいちど開きましたが、秋には再び休止しました。
ネバダ州 人数制限をさらに緩和へ
2021年3月14日
ネバダ州は経済再開へ向け、人数制限措置がもうひとつ前に進みます。
ネバダ州知事が2月11日の記者発表において明らかにしたとおり、3月15日から客数の上限がキャパシティの50%までに緩和されることがわかりました。
具体的にはレストラン、バー、カジノ、ジム、教会、ボーリング場、ビリヤード場、図書館、ミュージアム、水族館、動物園、レクリエーションセンター、マリファナ店、小売店、屋内のモールなどがキャパシティの50%まで。
250人以上が集まるイベントや見本市などは、セーフティープランが承認されれば50%まで入場できるようになります。
しかし、17500人を収容するTモービルアリーナのNHLの試合は、当面のあいだ座席数の20%までとなるようです。
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ネバダ州 人数制限を段階的に緩和へ
ハッカサンナイトクラブ ラウンジとしてオープン
2021年3月13日
MGMグランドホテルの人気ナイトクラブ「ハッカサン」が3月26日、再オープンします。昨年3月15日にドアを閉めて以来1年ぶり。
ただし、営業はラウンジとして。以前のようにDJは出演しません。ダンスフロアで足が痛くなるまで踊ることは、まだできないようです。
それでも営業を再開し、パンデミック前に戻ろうとするニュースは明るい光が見えるようです。
ハッカサンの営業は金・土の午後10時30分~。テーブル予約のみでテーブルのない一般入場はありません。
パラッツオ、リンク、プラネットハリウッドが平日も宿泊可能に
2021年3月13日
宿泊は週末のみに限定していたホテルが、次々と平日も宿泊できるようになります。
パラッツオホテルは3月11日からすでに宿泊を受け付け。
プラネットハリウッドホテルは3月15日から、リンクホテルは3月22日から宿泊を受け付ける予定。
ラスベガスサンズ、ラスベガスにおけるすべての施設売却へ
2021年3月3日
ベネチアンを運営するラスベガスサンズは3日、ベネチアンホテルとパラッツオホテルおよびサンズエキスポ・コンベンションセンターを62億5000万ドルで売却すると発表しました。
VICI Propertiesがホテルとサンズエキスポのすべての不動産を40億ドルで、Apollo Global Managementが運営を22億5000万ドルで購入。
売却してもホテルやコンベンションセンターの名称は変わらないという。
今後サンズはマカオとシンガポールの事業に集中するということです。
関連ニュース
➡ 訃報:ベネチアンホテルの創業者死去
ネバダ州、日本入国時の検疫強化の対象地域に指定される
2021年3月3日
外務省は3日、日本における水際対策強化に関する新たな措置のうち、検疫強化の対象地域にネバダ州を指定しました。
ネバダ州はコロナ感染者数が減少傾向にあり、なぜ今ごろ?と思ったのですが、この措置は変異ウィルスの感染者が確認された国・地域が対象。
ネバダでは2月24日の時点で、南ア型と8名のイギリス型変異種の感染者が確認されています。
しかし、対象国・地域に指定されても追加の検疫強化措置はないそうで、すべての日本入国者にとられている措置と同じく
●出国前72時間以内の検査証明書の提出
●空港検疫での検査
●14日間の公共交通機関不使用と自宅・宿泊施設での待機
●位置情報の保存等に関する誓約書の提出
などを求めています。
NHLゴールデンナイツ ホームゲームに歓声が戻る
2021年3月1日
NHLベガスゴールデンナイツの試合に観客が戻ってきました。
1日におこなわれたミネソタ戦を、本拠地「Tモービルアリーナ」の座席数の15%にあたる2605人が観戦。昨年3月3日以来363日ぶりにファンの歓声がアリーナに響きました。
試合前にはコロナ前のように、アリーナ近くのスポーツバーにファンが集まりとりあえずビール。
このスポーツバーも営業するのは1年ぶりでは?
観客が入るようになったのは、ネバダ州が感染防止対策が承認された大型イベントを3月1日から解禁したことを受け。
感染防止対策としては、マスク着用とソーシャルディスタンスはもちろん、サイズに関わらずバッグは持ち込み禁止。
入り口で混雑しないよう、座席により入場する時間をずらす。試合終了後もブロックごとに時間をずらして外に出る、など。
また、NHLはアプリを使った健康に関する質問に回答することを求めています。
なお、試合は延長までもつれたものの、ナイツが5-4でミネソタに勝利。西地区首位を守っています。
シルク・ドゥ・ソレイユ 7月に再開か?
2021年3月1日
シルク・ドゥ・ソレイユのショー再オープンはこの夏になりそうです。
ラスベガスレビュージャーナル紙のインタビューにおいて、シルクのSVPエリック・グリリー氏が明らかにしました。
グリリー氏によると最初にオープンするのは「O」(ベラージオホテル)となり、7月4日の独立記念日までにあけたい考え。次に「ミスティア」(TIホテル)がオープン。
その後は「LOVE」(ミラージュホテル)、「マイケル・ジャクソンONE」(マンダレイベイホテル)、「KA」(MGMグランドホテル)の順になる予定で、7月から毎月ひとつずつあけていくという。
また、シルクが買収した「ブルーマングループ」(ルクソールホテル)が、「O」より先に劇場に戻る可能性もあるそうです。