日本でも放送されたTV番組「毎日がイタリアン」や「ジャーダのおもてなしレシピ」を見ていた人はいますか?
番組で料理をつくっていたGiada De Laurentiis(ジャーダ・デ・ラウレンティス)は放送終了後、はじめてのレストランをラスベガスにオープンさせました。
自身の名前を冠したイタリアンレストラン『GIADA』(ジアーダ ※日本の表記は「ジャーダ」ですが、以下は現地の発音に近い「ジアーダ」表記にしています)は、ベラージオやシーザーズパレスのある交差点に建つクロムウェルホテルの2階。
明るいイタリアのような雰囲気のレストランは、料理はもちろん、景色も楽しめるところでした。
『GIADA』の料理
※レストランウィークについて→食べてチャリティー ラスベガス・レストランウィーク
『ジアーダ』の料理は評価が高く、読者が投票する「ベスト・オブ・ラスベガス」(ラスベガス・レビュージャーナル紙)、「ダイナーズ・チョイス・アワード」(オープンテーブル)などにも選ばれています。
なかでも評判が良いのはピザ。美味しいという声は随分前から聞こえていました。

「ジアーダ」に行ったのはピザのため!
実際生地がモチモチで評判どおりのおいしさ。

Antipasti 前菜 パルミジャーノレッジャーノチーズ、はちみつ、パルマ産生ハム、りんご、オリーブの盛り合わせ
お酒好きならピザよりもおすすめしたいのが前菜盛り合わせ。チーズとワインとか、幸せになること間違いなし。


カヴァテッリはショートパスタの種類のこと。
クリーミーなバジルソースに野菜がたくさん入ったパスタ。でも、残念なことに口にあいませんでした。
※同じものは通常メニューにありません。

Lemon Pesto Grilled Cheese グリルしたチーズのパニーニ
パンがサクサク、チーズがとろっとしたサンドイッチ。これもいけるけどちょっとオイリー。トマトとルッコラ入り。

クッキーはやや強めの甘さの中にレモンの酸味がきいてる。中のラズベリーアイスはクッキーに比べ印象が薄い感じでした。
※ほかのメニューはウェブサイトで確認を。
眺め良し・雰囲気良し
レストラン内南側(ベラージオ側)はすべて窓。そのためかランチ時の店内はとても明るい雰囲気。
窓から景色を眺めたり


店内に入ったところはオープンキッチンになっていて、ピザやデザート類をつくっているようです。

ローマ生まれのジアーダは、家族、親戚が映画関係者。
父はプロデューサー、母は女優。
祖父はフェデリコ・フェリーニ監督の「道」、「キングコング」などを製作したディノ・デ・ラウレンティス。祖母は「ベニスに死す」にも出演した女優シルヴァーナ・マンガーノ。
叔母もプロデューサー。そして親戚にサッカー セリエA SSCナポリのオーナーがいるという、本当にセレブな環境で育ちました。
レストラン前の通路には、アートに混ざり祖父母が関係した古いイタリア映画のポスターも。
ジアーダは17歳のときアメリカに移住。ロサンゼルスを拠点としているようで、彼女のつくるものはカリフォルニア料理の影響を受けていると言われています。
『GIADA』インフォメーション

- 場所:The Cromwell(クロムウェルホテル)2階 カジノ階からエスカレーターで2階へ
- 時間:ブランチ 金-日 午前9時-午後3時
ディナー 月-木 午後5時-午後10時30分/金-日 午後5時-午後10時45分 - ドレスコード:ビジネスカジュアル
- 連絡先:855-442-3271
- 予約:電話、ウエブサイト、またはオープンテーブルから